足裏にある反射弓とは?

足裏にある反射弓とは?

反射弓とは

足裏にある反射弓とは?

 

 

「反射弓(はんしゃきゅう)」とは、
反射の起こる経路のことです。

 

 

ご存知のように、反射とは
大脳を介さずに発生する
無意識の行動や反応のことで、
脊髄が関係した反応です。

 

 

通常、人の行動は大脳が処理した
物理計算によって発生します。

 

 

しかし特定の刺激が加わると、
運動信号が脳に至ることなく
脊髄にある反射中枢で跳ね返り、
それが手足や筋肉の運動として
フィードバックされます。

 

 

代表的なのは、膝蓋腱を叩くと
下腿が跳ね上がる
膝蓋腱反射などが挙げられます。

 

 

熱いものに触ったり
痛い刺激があった場合に
思わず逃げるように動くことも
反射とみなされがちですが、
反射は筋肉や分泌に関係する
効果器の反応そのものを指し、
体の反応は反射の結果となります。

 

 

反射が起こる仕組み

この反射は、下記の順に発生します。

 

 

 反射が起こる順番
  1. 「受容器」

    (刺激を最初に受ける細胞。
    光や音、熱の刺激を受ける受容器がある)

  2. 「感覚神経」

    (受容器からの感覚情報を中枢神経に送る末梢神経。
    「知覚神経」とも呼ばれる)

  3. 「反射中枢」

    (感覚器が発生した興奮を折り返し、
    神経伝達の中枢を担う部分。
    脊髄や延髄など)

  4. 「運動神経」

    (筋肉や内臓の動きを指令する
    信号を伝える神経)

  5. 「効果器」

    (運動が発生するときに働く器官。
    筋肉や腺、鞭毛など)

 

 

この経路全体を指して
反射弓と呼びます。

 

 

神経は全身に通っているため、
当然足の裏にも反射弓があります。

 

 

この反射弓というシステムのおかげで、
足の裏で異物を踏んだ場合や負傷した場合、
火傷や外傷を負いそうになる際に
間髪入れずに反応し、
出来るだけ体を保護することが
可能になります。

 

 

リフレクソロジーと反射弓

リフレクソロジーで反射弓がとりわけ
活発になるようなことはないものの、
おそらく中国式や台湾式リフレクソロジーを
受けた際に、痛みを伴う激しい刺激を受けて
体が反応する場合があります。

 

 

これは正に反射弓を通して
体が痛みに反応している状態で、
刺激の強いリフレクソロジーで
ありがちな反応です。

 

 

混同しやすいのは、リフレクソロジーの
施術理論の基礎である「反射区」でしょう。

 

 

反射区とは、
体の各器官に対応するエリアのことで、
刺激を与えるとそこから
内臓や部位に“反射”して健康効果を
及ぼすとされている範囲のことです。

 

 

リフレクソロジーでは主に
脚の裏の反射区を施術し、
リフレクソロジーの種類によって
その数は100にも及びます。

 

 

反射弓を詳しく学ぶには
解剖学や神経学の分野に進む
必要がありますが、
リフレクソロジーの学習でも
幾らか触れることが出来るでしょう。

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